夏の時期の黒いり玄米茶の活用方法

梅雨明けが近づくにつれ、30度越えの真夏日も出てくるようになりました。いかがお過ごしでしょうか。

暑い日には黒いり玄米茶や韃靼蕎麦茶を水出ししたり煮出したお茶を冷やして飲むと、さっぱりして美味しいです。

先日、物は試しに黒いり玄米茶を使った寒天を作ってみました。

水の代わりに黒いり玄米茶を使って作ったものです。

見た目はコーヒーゼリーのような出来上がりになりました。

黒いり玄米茶で作った寒天
黒いり玄米茶で作った寒天

砂糖など不使用のためか渋い味がしましたが、作るときに甘味を混ぜるか食べるときにあんみつなどかけるとバランスがとれそうです。

寒天は冷蔵庫で冷やして食べると夏の時期の良いデザートになりますね。

みなさんも黒いり玄米茶をいろんな方法で活用してみてはいかがでしょうか。

夏の時期の黒いり玄米茶の活用方法の紹介でした。

父の他界のお知らせと酵素の話

このブログは長らく父であり創業者の島村春徳が書いて参りましたが、2020年1月に亡くなりましたことを遅ればせながらお知らせいたします。皆様には生前中お付き合い賜りまして誠に感謝申し上げます。

父は幼少より胃腸虚弱だったものの、玄米菜食(マクロビオティック)を20代の頃から実践し、病とは無縁の人生を送ってきました。

ですが晩年に、人それぞれに生来そなわった体内酵素は限られているということ、そして腸内細菌の重要さを知り、小食の不徹底及び酵素について重視せずに過ごしてきた事を悔いていたのが記憶に残っています。

マクロな視点から加熱調理をした食物をとることに偏るのではなく、ミクロな視点から酵素を生かす食物をとることが肝要で、それによって調和もとれるのかもしれません。

ただ、闇雲に酵素を補える食材をとればいいというのではなく、個々人の体質にあったものをとっているかという点が重要なのだと思います。

もともとの体質や加齢による消化・代謝機能の衰えに合わせて、食事の量を減らすということも酵素を無駄遣いしないという点では必要なことです。

父が伝えてくれた教訓は多くありますが、それをうまく活かしていくことがこれからの課題だと思います。

【新発売】プロ・玄米食愛好家向け、黒ゴマが片手で驚くほどスムーズにすり潰せる!※現在は販売しておりません


プロ・玄米食愛好家向け・・・片手で能率よくゴマすりできる商品をこのたび新発売いたしました!
従来のゴマすりの常識を覆す、特製の金ザル(生活文化工房開発)を使いますと、
黒ゴマが驚くほどスムーズにすり潰せます。

商品は粗ずり用の太い針金のザルと仕上げ用の細いザルのセットで構成され、これを使ってゴマをすりますと、従来からあるすりこぎと比べ、手間をかけることなくよりきめ細やかなすりゴマが出来上がります。
日々すりゴマを必要とされるプロの方や愛好者の方々には是非ともお勧めしたい一品です。
一度に沢山の量をつくる場合には、目安として、50グラムから80グラム程度を一回分としてゴマをすり、 出来上がったら容器に収めて、必要な分量を同じく最初から繰り返します。

すり鉢の大きさは、直径が28.5センチ(9号)のものがお勧めですが、
小さめのすり鉢をお使いの場合、もう片方の空いた手ですり鉢を押さえながら、
やや小刻みにゴマをするようにしてください。
詳しくはほんものやのホームページをご覧ください。

※現在はホームページでは販売しておりません

平成29年10月
命の糧ほんものや

琥珀色のコーヒー

最近の世界のコーヒーの輸入量のうち訳で、日本が堂々の三位になっている。
その量たるは緑茶の約三倍に当たる40万7000トンという気の遠くなる数字でした。
これは年に10kg消費するコーヒーの愛好者が4000万人もいることになる。
日本は世界でも有数のコーヒー好きの国として知れ渡っていることが分かりましたが、
これだけ多くの愛好者がおれば、中にはコーヒー好きが高じて人知れず悩みの種を抱いている方も居られるかもしれません。
先日もお客様から電話をいただき、一日にコーヒーを八杯毎日飲んでいたところ、
体を壊してしまい今は黒いり玄米茶を濃く煮出して呑んでおられるとのこと 、、、
実は私どもは以前より、もう少し胃にやさしいコーヒーの イメージ で、その製法にアイデアを暖めていたところでして、これを機にいいよいよ実行に移すべく、段取りにかかりまして、
いろいろ試行錯誤をした末に、この程ようやく超マイルドと言える新感覚のコーヒーの
完成に漕ぎ着けるに至りました。
商品名は【琥珀色】です。
詳細は【命の糧ほんものや】のホームページに掲載してます。

現在は製造・販売中止しております。

黒いり玄米茶のお蔭?

黒いり玄米茶を製造し始めてかれこれ三十年が経とうとしております。
個人的な話ですが、その間歯科医院にはお世話になるものの、
一度も薬を呑むことなく今日まで過ごしてまいりました。
この黒いり玄米茶の出来上がり時には毎回かならず試飲をする訳でして、
また食卓には此のお茶をポットに入れておいて、何時でも飲めるようにしておりますが、
考えてみると、製造者である私や家族が一番此のお茶の恩恵を受けているのかもしれません

意外と気がつかないお腹の冷え

冬に向かい、寒さがますます厳しくなって来ますと、それにつれ体の芯のほうまで冷えてくるようになりますが、とくに外出の際は腹部をできるだけ冷やさないような身支度が求められます。

またこれで充分と思われる服装をして出かけても、長時間冷たい外気にさらされるようなときは、まず手足から先に冷えてきて筋肉や骨を通し、それに血流を介しても、お腹に冷えが伝わってゆきます。

手足が冷えて寒くなると早めに脳が感知しますが、お腹のほうは寒さで消化機能が低下した状態になってもあまり騒がず黙っている(脳がよく感知しない)ことが多いのです。

そのよい例が(これは季節を問わずに)よく子供の寝相が悪くて布団を蹴飛ばして寝ているようなとき、そのまま朝を向かえ、身支度をそこそこに時間に追われるようにして食事をし、あわてて学校に行ったりなどすると、時によっては下痢を模様してしまうようなことも有るわけでして(自分も小学校のときに経験あり)、大人でも腹部が冷えて消化力が落ちているときに、 お腹が空いたからといってレストランや食堂で(或いは家に於いても)すぐに食事をするのはどうかと思います。

例えば小さな子が朝目を覚まし、顔を洗ったり用を足した後お母さんが子供のお腹を暖めてあげたり軽くさすってあげて、血行をよくしてあげてから食事をさせれば、              以上述べた冷えからの消化不良の問題は(いろいろな要素が絡みますので断定は出来ませんが)未然に防げるのではないでしょうか。

若し、食堂などに入ったときストーブがあるようであれば、臆せず近くに寄って先ずはお腹を暖めるようにいたしましょう。

以下蛇足ながら・・歌の文句ではありませんが【寒さこらえて編んでます】等の痩せ我慢は体にはよくありません。

習慣的なことを申せば、食事の前に熱めのお茶を飲んだり最初に暖かな味噌汁を啜るのが常識ですが、それだけで腹部全体が温まるというわけではありませんのでその辺りはお一人お一人お腹を思いやって食事をされることが肝要かと存じます。

よい習慣を身に着けるかどうかで長い間の人生には大きな差が出てくることでしょう。

すりばちの袴の物語

すり鉢の袴の物語

二十代半ばより玄米食を始めて五十年近くになりますが、

その間ご飯と一緒に常に欠かせなかったのは、味噌汁に胡麻塩でした。

一生懸命ごま塩づくりに励んでいたあるとき、すり鉢がぐらついて中に入っていた胡麻がこぼれそうになったことがありました。

すり鉢を動かないように固定する、「すり鉢の袴」はそんな経験を幾度か経ながらもつい最近、世に出ることになりました。

今では台所になくてはならないものの一つとして身近なところにデンと座って存在感を示して居ります。

年の瀬に際し、食生活について

今年一年黒いり玄米茶を通してご縁を頂いた方々に感謝いたしますとともに、心より御礼申し上げます。

最近気にかけていることは、日本での糖尿病患者および糖尿病予備軍の数が二千万人を超えたということであります。これは何を意味するかと申せば、ひとえに「食生活のおごり」に起因するものと考えられます。

現代の食生活に対する風潮といいますか、姿勢はつくり手も、販売者も、はたまた消費者も押しなべてただ口先のおいしさにこだわっている気がいたします。

とくにネット社会と言われる昨今、その傾向に拍車が掛かって来たように思われます。

その昔は畳の上に座布団を敷き、正座して両手を合わせてから、いただきますと言って静かに食事をしたものでしたが、実は正座しながら食べることにより、おのずとお腹の具合、すなわち満腹度が手に取るように分かるようになるので、食べ過ぎを防止することが出来たのです。それに今と比べ昔の食卓は、(と言っても私の体験して来たのは戦後間もなくの頃のことではありますが)ご飯に味噌汁、白菜の漬物、それに煮物か魚の焼き物が一品加わると云う程度で至って素朴というか簡素なものでした。

その当時塩は1kg30円か40円くらいで安かったのですが醤油は一桁上の値段で高価だったので漬物や海苔にたっぷり注いだりすると、すかさず「醤油はそんなにかけるものではない!」と親からたしなめられた事を覚えております。

そんな訳でよく噛みしめてご飯を頂くことになるのですが、よく噛んでいるうちにお米の甘味も出て来るし、食べ物が唾液とよく混ざり合って満腹感も生じて来るのです。

現代人はどちらかと言うとよく噛まないで呑み込むため、気が付くと不消化な食べ物で胃がいっぱいになり、知らない内に食べ過ぎになって胃に負担をかけています。

話は変わりますが、昔のみかんは酸っぱ味が勝ったものが普通で、一房に多いものは種が5~6ヶも入っておりわずらわしいものでしたが、それが当たり前でありましたし、りんごなどは少年の両手の中にでもその殆んどが隠れてしまうような大きさでした。りんごもみかんもこの数十年の間ただ糖度を上げることを第一に品種改良されて来た感があります。

また、戦後の食生活の欧米化の波も第三世代を通り越して第四世代の若者に受け継がれ、今や完全に肉食中心の食生活になってしまいました。

その結果若者たちは皆長身で体格も立派になり、とくに女性に於いては肩の張った足長の、いわゆるモデル体型の美人が颯爽と街中を闊歩している姿を見ると、近い将来男性に変わり女性が社会のイニシアチブを取る、そのような時代の到来も宜なる哉と思わないでもありません。

ただ遭遇するその人たちの中に昔のおちょぼ口の控え目な女性がとんと見られなくなったことがいささか寂しく感じられるのは私だけでしょうか。

75歳若杉ばあちゃんの快挙

若杉友子著「長生きしたけりゃ肉を食べるな」が今静かな反響を呼んでいます。

本の表紙の快活な笑顔が目を引きますが、なんと言ってもこの著者の凄い点は とことんプラス思考プラス行動力にあると思います。

また著者の正しい食生活はこうであるべきだという考えは、実体験に基づいていることが感じられて大変説得力がありました。

ちなみにこの本の中でたびたび「黒焼き玄米茶」という言葉が登場しますが、 私どもが製造する黒いり玄米茶も同様の理念で造られたものです。

 

新タイプのブレンドコーヒー

こんばんわ、先日用事で東京に行きましたが、その帰りがけに自然食品店に寄ったら、ドイツ製のオーガニックインスタントコーヒー(カフェインレス)があったので買って帰りました。何しろ若いころはいざ知らず、年を取るとカフェインは体にこたえるので、、(同じカフェインレスでも薬品を使って除去したものもあるのでご注意)。                                                        家に帰ってさっそく飲んでみたところ、香りはまあまあとして味のほうはかなり苦みがきつい感じがしました。

そこで、直感的にいつも飲んでいる黒いり玄米茶とブレンドしてみたところ、黒いり玄米茶のまろみのある味とうまくマッチしたせいかコクのある飲み物ができあがりました。                                                   そんなわけで最近は黒いり玄米茶の他に、ときどき気分転換にインパクト(苦み)のあるこのカフェインレスのコーヒーをブレンドして飲んでいます。

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