父の他界のお知らせと酵素の話

このブログは長らく父であり創業者の島村春徳が書いて参りましたが、2020年1月に亡くなりましたことを遅ればせながらお知らせいたします。皆様には生前中お付き合い賜りまして誠に感謝申し上げます。

父は幼少より胃腸虚弱だったものの、玄米菜食(マクロビオティック)を20代の頃から実践し、病とは無縁の人生を送ってきました。

ですが晩年に、人それぞれに生来そなわった体内酵素は限られているということ、そして腸内細菌の重要さを知り、小食の不徹底及び酵素について重視せずに過ごしてきた事を悔いていたのが記憶に残っています。

マクロな視点から加熱調理をした食物をとることに偏るのではなく、ミクロな視点から酵素を生かす食物をとることが肝要で、それによって調和もとれるのかもしれません。

ただ、闇雲に酵素を補える食材をとればいいというのではなく、個々人の体質にあったものをとっているかという点が重要なのだと思います。

もともとの体質や加齢による消化・代謝機能の衰えに合わせて、食事の量を減らすということも酵素を無駄遣いしないという点では必要なことです。

父が伝えてくれた教訓は多くありますが、それをうまく活かしていくことがこれからの課題だと思います。